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放射線量の積算、浪江町20ミリシーベルト超す

2011年4月23日21時20分

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図:原発から30キロの積算放射線量拡大原発から30キロの積算放射線量

 原子力安全委員会は23日、福島第一原発からの放射性物質の放出量について、4月5日時点で1日あたり154テラベクレル(テラは1兆倍)が出続けているとする試算結果を改めて示し、「現状も同様のレベルで推移しているとみられる」との見方を明らかにした。

 一方、文部科学省のモニタリングで23日、原発から北西約30キロの福島県浪江町内で3月23日から今月22日までの大気中の放射線量の積算が20ミリシーベルトを超えたことがわかった。

 今回の数値は1時間あたりの線量を単純計算したもので、同町が政府の計画的避難区域に指定している基準「年間20ミリシーベルト」(屋内で16時間過ごすと仮定)に当てはめると、約12.16ミリシーベルトになる。

 全国各地でわずかな減少傾向が続いており、栃木県で平常の最大値に並び、宮城、福島、茨城、千葉の4県で引き続き、上回った。

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