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〈世界から被災地へ〉中東駐在大使ら宮城で活動

2011年4月22日11時59分

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写真:道路の泥を洗い流す作業を手伝うワリード・シアム駐日パレスチナ常駐代表(左)ら=11日、宮城県石巻市、中野写す拡大道路の泥を洗い流す作業を手伝うワリード・シアム駐日パレスチナ常駐代表(左)ら=11日、宮城県石巻市、中野写す

 中東・アフリカと中南米諸国・地域の駐日大使ら計15人が、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市や女川町の避難所を訪問し、長靴やスリッパ、エクアドル産バナナなどを避難民に贈って励ましたり、路上の掃除を手伝ったりした。

 ワリード・シアム駐日パレスチナ常駐代表(大使に相当)は「被災地はまるで戦場のようだ。パレスチナ人は60年余にわたり難民なので、被災者の困難な生活に共感する」と話した。

 1972年に大地震を経験したニカラグアのサウール・アラナ大使は「我が国の地震後、日本が多くの橋を造るなど援助してくれた。今度は我々が支援する番だ。物の支援だけでなく、日本への理解を深めるため、留学生など人の交流を広げるのも一つの案だろう」と述べた。(中野渉)

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