2011年4月22日11時30分
片山善博総務相は22日午前の衆院総務委員会で、東日本大震災で被災した自治体の統一地方選の延期について「6カ月延長しても選挙は困難という自治体がある」と述べ、さらに延期する考えを表明した。5月前半に再延期するための特例法案を提出することも明らかにした。
片山氏は「統一選後の選挙にも配慮する必要がある」とも述べ、6月以降に任期満了を迎える被災地での地方選挙も延期する意向を示した。
現在、延期が決まっているのは、岩手県知事選のほか、岩手、宮城、福島3県内の57の地方選と水戸市長・同市議選。