2011年4月21日22時2分
東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発に津波対策として防潮堤を設置すると発表した。東日本大震災での福島第一原発事故を受け、経済産業省原子力安全・保安院が3月30日に対策をとるよう指示したことを受けた。
東電によると、福島第一原発が高さ14〜15メートルの津波を受けたことから、1〜7号機の海岸側に標高15メートルまでの高さの防潮堤を設けるほか、建物に海水が浸入して機器が故障しないように建物の周りに新たに壁を設ける。
また、停電などの緊急時の安全対策として、4月20日までに電源車やポンプ車などを配備した。