2011年4月20日18時58分
今夏の第93回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の第1回運営委員会が20日、大阪市内であり、東日本大震災の被災地のうち、甚大な被害に遭った岩手、宮城、福島の地方大会開催に向け、主催者として全面的に支援することを確認した。また、選手権大会については、夏場の電力事情に配慮して大会運営にあたる。
岩手、宮城、福島の各県高野連が、地方大会を自県で開催して代表校を送り出したいという強い意思を持っていることが報告された。大会は49代表校が出場して8月6日から15日間開かれる。
運営委員長の奥島孝康・日本高野連会長は「数々の困難はあるが、準備を粛々と進めていきたい」とした。
また、米国選抜チームを6月16日から10日間の日程で招く。当初、茨城、東京、大阪、兵庫の各選抜と4試合が予定されていたが、震災の影響で茨城が辞退したため、東京で2試合実施する。四国選抜のハワイ派遣(8月11日から10日間)も決めた。