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被災地の美術館や図書館救え 学芸員らが情報サイト

2011年4月19日21時50分

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 東日本大震災で被災した公共アーカイブを救え、と全国の学芸員、図書館司書らが情報サイト(http://savemlak.jp/wiki/SaveMLAK)を立ち上げた。

 被災した施設の状況を共有し、施設の復旧や展示物の修復に向けて協力できる専門技能をもったボランティアの派遣につなげるのが狙い。

 19日現在、掲載されているのは、北海道から関東甲信越までの博物館・美術館(823件)、図書館(930件)、文書館(45件)、公民館(71件)。地図や自治体名、施設名から検索ができ、施設ごとに建物の損壊状況や図書・展示物の被害状況が閲覧できる。閲覧者が書き込んで、情報を更新することもできる。

 サイトには、被災地外の学芸員や司書らが支援できる内容を書き込んだり、被災施設側が支援を求める内容を書き込んだりできるコーナーを設けた。

 サイトの運営者側は、避難所での読み聞かせ活動や、車を利用した移動図書館なども企画している。

 運営者有志は23日午後1時から、学習院大学(東京都豊島区)の南3号館203教室で、緊急討議「東日本大震災 被災支援とMLAK いまわたしたちにできることは」を開く。問い合わせはアカデミック・リソース・ガイドの岡本真さん(070・5467・7032)。(阿久沢悦子)

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