2011年4月18日16時55分
JR東日本は18日、東北新幹線が30日ごろに全線で復旧できる見込みになったと発表した。7日深夜の余震で新たな被害を受け、5月初めまでに復旧する予定で工事を進めていた。
最新の復旧スケジュールによると、余震後に再び運休した盛岡―一ノ関は23日に復旧。福島―仙台は25日に復旧し、東京―仙台がつながる。余震の被害が大きかった仙台―一ノ関も30日ごろに復旧できる見込み。
全線復旧に先んじて25日から在来線の東北線の仙台―一ノ関を臨時快速列車でつなぐ。新幹線と在来線の快速を乗り継ぐと東京から新青森までつながることになる。
運転スケジュールなどは19日に発表予定だが、新幹線は一部区間で徐行するため、従来より時間がかかることになる。
在来線の常磐線も、福島第一原発事故の影響で被害調査ができていない四ツ倉―亘理以外の全区間が17日までに復旧。東北線も21日に全線復旧の予定。