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身寄せ合う寺で花見会 陸前高田 笛や太鼓に涙ぐむ人も

2011年4月18日10時57分

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写真:お花見会での余興を楽しむ避難住民ら=17日、岩手県陸前高田市、杉本康弘撮影拡大お花見会での余興を楽しむ避難住民ら=17日、岩手県陸前高田市、杉本康弘撮影

 津波で市街地が壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の成田山金剛寺で17日、お花見会が開かれた。同寺の避難所で暮らす被災者が「復興の第一歩にしたい」と提案した。

 市内各地の避難所などに身を寄せる約100人が、がれきの街を見下ろす高台に集まった。全員で黙祷(もくとう)をささげた後、地元に伝わる祭りの笛や太鼓の音が響くと涙ぐむ人も。消防団員の長男(47)が避難誘導中に津波に巻き込まれて亡くなった佐藤直志さん(77)が「焦らず一歩一歩前に進みたい」とあいさつした。

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