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1・3号機建屋内、ロボット調査 放射線量や温度測定

2011年4月17日17時57分

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写真:原子炉建屋を調査するのに使われる米アイロボット社製の「パックボット」=東京電力提供拡大原子炉建屋を調査するのに使われる米アイロボット社製の「パックボット」=東京電力提供

写真:扉を押し開けて原子炉建屋に入る遠隔操作ロボット=17日午前11時40分、東京電力提供拡大扉を押し開けて原子炉建屋に入る遠隔操作ロボット=17日午前11時40分、東京電力提供

 東京電力は17日、福島第一原発の原子炉建屋を米国製のロボットで調査したと発表した。1、3号機で放射線量や温度・湿度などを測定。東電は、人間が入れるかどうかを検討する。

 使われたのは米アイロボット社製の「パックボット」2台。米軍によってアフガニスタンなどの紛争地で爆発物探知などの任務に投入されてきた。伸ばすと1.8メートルになるアームで、原子炉建屋とタービン建屋の間にある扉のハンドルを回して内部に入った。

 調査はこの日午前から始まった。1台が計測し、もう1台がその様子を監視する。製造元の指導を受けた東電の関連会社作業員が遠隔操作した。

 ロボットは3月末に提供された。今月上旬から5号機の建屋でテストし、扉を開けられることや、扉から20〜30メートルを調査できることを確かめたという。

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