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復興へ熱い思い bjリーグ、支援呼びかけ

2011年4月17日11時33分

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写真:被災地の復興とチームの来季再開への決意を述べる仙台の中村彰久・球団代表=秋田市立体育館拡大被災地の復興とチームの来季再開への決意を述べる仙台の中村彰久・球団代表=秋田市立体育館

 bjリーグの秋田ノーザンハピネッツは16日、秋田市立体育館で富山グラウジーズと戦い、本拠地での最終2連戦の初戦を74―61で勝利した。試合にはbjリーグや仙台89ERSの幹部らが駆けつけ、震災の影響で活動を休止しているチームへの支援を呼びかけた。

 試合開始前、「HOPE がんばろう TOHOKU」と書かれた旗に先導され、河内敏光・bjリーグコミッショナーらがコートに立った。河内氏は「来季も東北のチームが元気な姿をコートで見せることが東北地方を元気づける」、仙台の中村彰久・球団代表は「多くの方々の熱い思いを胸に刻み、乗り越えていく」と語った。

 県内に避難中の被災者約20人も、スポンサー企業の招待で試合を見た。宮城県気仙沼市から秋田市に避難している熊谷真美子さん(36)は長男の友真君(1)を連れ、初めてのバスケ観戦。「普段はベビーカーで宿泊施設の周りを散歩する程度なので、迫力あるプレーで気分転換になります」と話していた。

 試合は第1クオーターを21―15とリードしたハピネッツが、水町亮介、庄司和広両選手ら日本人の活躍で試合を終始優勢に進めた。

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