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「満開、今ごろは福島も…」 双葉町民、避難先でお花見

2011年4月16日11時17分

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写真:地元ボランティアによって催された夜の花見を楽しむ福島県双葉町の避難民たち=15日夜、埼玉県加須市、竹谷俊之撮影拡大地元ボランティアによって催された夜の花見を楽しむ福島県双葉町の避難民たち=15日夜、埼玉県加須市、竹谷俊之撮影

 福島県双葉町の住民が避難する埼玉県加須市の旧騎西高校近くの公園で15日夜、花見が催された。桜吹雪が舞う中、約1カ月ぶりの酒宴に避難者から笑顔がこぼれた。

 騎西高校卒業生で加須市の自営業、山崎雅樹さん(27)が「母校に避難してきた人たちに何かできないか」と考え、町民の声を聞いて「笑って楽しめることを」と仲間と企画した。

 招かれた男性(40)は「避難所は人がいっぱいだから、開放感がある。久しぶりの酒はおいしいですね」。斉藤タミ子さん(58)は「今ごろは福島のほうも満開でしょう」と地元の桜並木に思いをはせた。

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