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「東京の放射線量、モスクワの半分」ロシアが調査

2011年4月16日0時40分

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 福島第一原発事故の影響を調べるため、来日したロシア政府のウラジミール・ウイバ医学生物学庁長官は15日、東京都内の大使館で会見、政府による渡航自粛勧告を解除するよう、ロシア外務省に進言する意向を明らかにした。

 都内の放射線量について「(自然放射線量がもともと日本より多い)モスクワに比べて半分程度」などと述べた。

 ウイバ長官らは8日に来日後、大使館内をはじめ、東京都内の放射線量を調査していた。その結果、モスクワの水準の半分にとどまることがわかったという。大使館員の健康調査でも、甲状腺などに異常はみられなかったとした。ロシア政府は、チェルノブイリ原発事故の経験を踏まえ、観光を目的とした訪日を控えるよう勧告していた。

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