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一部の福島県産シイタケ出荷停止 16市町村の露地栽培

2011年4月13日13時5分

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 枝野幸男官房長官は13日、福島県の一部地域で生産された露地物の原木シイタケについて、当分の間、出荷停止を指示したと発表した。暫定基準値を超える放射性物質が検出されたためで、原子力災害対策特別措置法に基づく措置。

 出荷停止を指示したのは、露地栽培の原木シイタケで、産地は伊達市、相馬市、南相馬市、田村市、いわき市、新地町、浪江町、富岡町、川俣町、大熊町、楢葉町、広野町、双葉町、飯舘村、葛尾村、川内村の5市8町3村。飯舘村のシイタケについては、摂取についても当分の間、控えるよう呼びかけた。一方、施設内で栽培されたシイタケは暫定基準値を下回っており、出荷停止の対象外とした。福島県によると、県内産の生シイタケはほとんどが屋内の施設で栽培されており、露地栽培は全体の約2%という。

 いわき市、伊達市、新地町、飯舘村の4自治体では暫定基準値を超えており、県が出荷の自粛を要請している。残る自治体はこの4自治体に隣接していたり、福島第一原発に近いことなどから、出荷停止の範囲に含めた。

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