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ビール系飲料出荷、工場被災で1割減 3月

2011年4月12日10時47分

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 ビール5社が12日発表したビール系飲料(発泡酒、第3のビールを含む)の3月の出荷量は、3334万9千ケース(1ケースは大瓶20本換算)で前年同月比10.9%減だった。東日本大震災で主力工場の製造が休止したためで、3月としては現在の統計となった1992年以降、原材料高騰に伴う値上げがあった2008年3月に次いで、2番目に低かった。

 ビールは5.3%減の1664万1千ケース、発泡酒は20.2%減の527万3千ケース、第3のビールは13.8%減の1143万5千ケースだった。第3のビールが前年実績を下回るのは08年2月以来、37カ月ぶり。各社は新商品を出して上乗せをねらったが、工場の被災で十分に生産できなかった。

 3月の出荷量が大幅減となったことで、1〜3月の出荷量は1.1%減の8514万9千ケースで、2年連続で過去最低となった。

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