2011年4月11日18時12分
東京電力によると、11日午後5時過ぎに震度6弱を記録した地震で、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)1〜3号機の外部電源が途絶え、原子炉への注水作業が中断した。その後、外部電源が復旧、午後6時すぎに注水が再開された。同原発周辺の放射線量に変化はないという。
1〜4号機で作業員に退避命令が出された。
第二原発(福島県楢葉超、富岡町)は、外部電源が確保され、放射線量にも変化がない。「今のところ、異常は認められていない」としている。
東北電力の女川原発(宮城県女川町、石巻市)、東通原発(青森県東通村)、日本原電東海第二原発(茨城県東海村)、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)では、いずれも異常は確認されていない。