2011年4月11日1時18分
厚生労働省は10日、福島県飯舘村産の原木シイタケから基準の26倍にあたる1万3千ベクレル(1キロあたり)の放射性セシウムが検出された、と発表した。伊達市、新地町のシイタケでも基準を上回った。すべて露地栽培だった。モニタリング検査の対象になった21点のシイタケは、いずれも出荷されていないという。
厚労省は、同村産のシイタケを住民が食べないよう県に要請した。
同県産のキノコ類では、1日に採取されたいわき市産の原木シイタケ(露地)から基準の1.8倍の放射性セシウムが検出されていた。