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NYから被災地へとどけ、希望 俳優養成学校で集会

2011年4月10日19時50分

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写真:「希望」を合言葉に歌う女性参加者=ニューヨーク、田中写す拡大「希望」を合言葉に歌う女性参加者=ニューヨーク、田中写す

 東日本大震災の被災地のために、「希望」をキーワードに好きな歌や詩の朗読をする集会が9日夜、ニューヨークの俳優養成学校であった。

 生徒たちだけでなく、パフォーマンスをしたい人なら誰でも参加できる形式。ショービジネスの本場ならではの、歌あり踊りありの一夜になった。

 集会があった「HBスタジオ」は、ロバート・デニーロさんやサラ・ジェシカ・パーカーさんも学んだ名門だ。米国外からも多くの生徒を迎え入れ、日本人も15人が学ぶ。校長らが「地域と一体となって支援できれば」と発案し、約30組が参加した。

 地元の人たちがブロードウェーの曲を歌えば、日本人生徒たちが宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読した。

 ハリウッドを目指している本田真穂さん(26)は、「地震で無力感を抱いていたが、米国の人たちと一緒に手をつなぐことができてうれしい」と話した。(ニューヨーク=田中光)

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