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野次馬で捜索に支障、被災地への車両制限 宮城・亘理町

2011年4月9日10時51分

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 被災地周辺の交通が復旧し、大きく壊れた防潮堤や壊滅した街の様子を見に来る人たちが増え始めた。捜索活動の妨げになるとして宮城県南部の亘理(わたり)町は6日から、阿武隈川河口にある荒浜、吉田地区への車両の通行規制を始めた。

 町内では両地区を中心に238人が死亡、54人が行方不明(7日午後7時現在)のままだ。

 自衛隊や消防による行方不明者の捜索や、がれきの撤去が本格化する中、町は、倒壊した住宅の後かたづけに行く住民や、行方不明者の捜索に行く関係者らに限って通行許可証を発行。許可のない地域外の車の立ち入りを制限している。「興味本位や写真撮影のために被災地へ立ち入る方が多く、作業に支障が生じている。細い道もあり、車が集中すると交通整理が大変だ」と担当者は話す。(大高敦)

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