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三越伊勢丹が首都圏で定休日復活へ 今夏、節電狙う

2011年4月8日15時0分

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 百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、電力不足が懸念される夏場に首都圏の店舗で定休日を復活する方針を固めた。期間は7月下旬〜8月。百貨店業界は自主的な節電計画を検討しており、定休日復活の動きは他社にも広がる可能性がある。

 三越伊勢丹の首都圏の店舗が、元日を除く定休日を設けるのは約10年ぶり。百貨店は規制緩和が進んだ1990年代以降、定休日を減らしており、三越と伊勢丹も、それぞれ合併前の00年に廃止していた。

 定休日は、販売への影響が少ない火曜日とする方向で調整中。電力の需給状況に余裕があれば隔週になる可能性もある。売上高は減っても、人件費などの経費が抑制できれば利益は確保できると見ている。

 三越伊勢丹HDは、08年のリーマン・ショック直後にもコスト削減を目的として平日の定休日復活を検討したが、売り上げの減少を嫌がる店舗の足並みがそろわず、一部の地方店を除いて実現しなかった。

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