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宮城県知事「過度な自粛せず消費促して」 首相と会談

2011年4月8日13時6分

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写真:会談前に菅直人首相(右)と握手を交わす村井嘉浩・宮城県知事=8日午前10時33分、首相官邸、飯塚悟撮影拡大会談前に菅直人首相(右)と握手を交わす村井嘉浩・宮城県知事=8日午前10時33分、首相官邸、飯塚悟撮影

 菅直人首相は8日午前、首相官邸で宮城県の村井嘉浩知事と会談した。村井知事は昨夜の余震を取り上げて「まだ余震が続いているので油断はできない」と指摘。災害に関する特別立法や国の財政支援を求めた。

 3月11日の震災発生以来、両者が直接会って意見交換するのは初めて。村井氏は首相に、がれき撤去と仮設住宅の建設を急ぐよう求め、「過度な自粛をしないで消費を促してほしい」とも要望した。首相は「東北のものをたくさん買ってもらえるように声かけをしたい」と応じ、補正予算の規模について「2次補正は大きなものになるのではないか」と語った。

 首相は有識者らでつくる復興構想会議に村井氏を起用する方針で、会談前に村井氏から了承を得ていた。首相は会談で「復興構想会議を立ち上げ、前よりももっと素晴らしい日本をつくる」と強調した。

 菅首相は次いで、福島県南相馬市の桜井勝延市長とも会談した。同市と災害時相互援助協定を結び、避難住民を支援している東京都杉並区の田中良区長も同席し、桜井市長は「自治体間が協力する関係にも国が支援して欲しい」と要望。首相は「積極的に支援したい」と応じた。

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