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京阪神のJR間引き運転、回避へ 被災工場の部品にめど

2011年4月6日18時28分

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写真:東日本大震災の影響で、一時生産中止となったカーボン製部品を使用する221系電車=JR西日本提供拡大東日本大震災の影響で、一時生産中止となったカーボン製部品を使用する221系電車=JR西日本提供

写真:東日本大震災の影響で、一時生産中止となったカーボン製部品を使用する113系電車=2008年3月、荒元忠彦撮影拡大東日本大震災の影響で、一時生産中止となったカーボン製部品を使用する113系電車=2008年3月、荒元忠彦撮影

 JR西日本は6日、京阪神の大阪環状線や大和路線など6路線で昼の時間帯(午前9時から午後5時ごろ)に11日から予定していた間引き運転を取りやめることを決めた。モーターに電流を送って回転させるカーボン製の部品の工場が東日本大震災で被災したが、出荷のめどが立った。

 日立化成工業(東京)の茨城県日立市の工場と、福島県浪江町の子会社工場が被災したが、日立の工場にカーボン本体の在庫が残っていた。仕上げ作業をする浪江町の工場は福島第一原発の避難指示圏内にあり稼働できないが、作業分を他社に委託。5月中にも出荷できる見通しとなった。

 2日から始めた山陽線や紀勢線など京阪神以外での間引き運転も、近く通常に戻す。(小河雅臣)

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