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屋根上で3週間漂流の犬、飼い主のもとへ 気仙沼

2011年4月4日18時58分

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写真:気仙沼市本吉町沖で海上保安庁の巡視船に救助され、塩釜港に運ばれた犬=2日午後5時4分、宮城県塩釜市、小宮路勝撮影拡大気仙沼市本吉町沖で海上保安庁の巡視船に救助され、塩釜港に運ばれた犬=2日午後5時4分、宮城県塩釜市、小宮路勝撮影

 震災から3週間後の1日に宮城県気仙沼市沖の漂流する屋根の上で発見・救助された犬の飼い主が見つかった。保護していた県動物愛護センターが4日、飼い主に引き渡した。

 ニュースで保護されたことを知った気仙沼市内の女性が、以前撮影した犬の写真と特徴を記したメールを、救助した海上保安庁に送って名乗り出た。

 センターによると、4日午後2時半ごろにセンターを訪れた女性から、あらためて犬の特徴を聞き取った。尾の先が白いことや首輪の色、女性の持つ写真と顔がよく似ていることから、飼い主に間違いないと判断した。犬の名前は「バン」で、女性を見つけて喜んでほえていた。女性は自宅が被災し、仙台市内の避難所で暮らしているという。(佐藤正人)

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