2011年4月4日13時11分
自民党の谷垣禎一総裁は4日、中曽根康弘元首相と都内で会談し、「震災の復興について、政府与党から頼まれたら全面的に協力すること。ただし、連立内閣を作るなら期限を付けるべきだ」と助言された。谷垣氏は「同感だ」と答えた。
中曽根氏は「挙国体制を作るならば、協力した方がいい」と語ったうえ、菅直人首相と谷垣氏が直接連絡を取り合い、連携を密にすることを促した。谷垣氏は会談後、記者団に大連立の可能性について「白紙」とのみ答えた。谷垣氏は3月30日から党総裁経験者を訪問している。