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原発20キロ圏内の強制退去 枝野氏「検討している」

2011年3月30日18時45分

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 枝野幸男官房長官は30日夕の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内を強制的に立ち入り禁止にできる警戒区域にするよう福島県が要望していることについて、圏内に立ち入る人が後を絶たない現状を踏まえて「検討している状況だ」と述べた。

 警戒区域は災害対策基本法に基づく措置で、市町村長が強制的に住民らの立ち入りを禁じたり、退去を命じたりできるようになる。20キロ圏内は現在、政府が原子力災害対策特別措置法に基づく避難指示を出しているが、強制力はない。

 枝野氏は20キロ圏内の放射線量について「強制的に中に入るのを止める措置をとるかどうかの参考になる」と語り、調査結果をみながら警戒区域に指定するか慎重に判断する考えを示した。

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