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各地の放射線量、微減傾向続く 文科省調査

2011年3月29日22時6分

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 文部科学省は29日、大気や降下物などの放射能汚染の調査結果を発表した。大気中の放射線量は10都県で平常値を上回った。福島県内は依然、高い値を示しているが、首都圏をはじめ、多くの地点で微減傾向が続いている。

 29日午前9時〜午後5時の間で、大気中の放射線量が平常値より高かったのは、宮城、福島、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の10都県。7都県ですべての定点で前日よりわずかに減った。福島、宮城、山形の3県は複数の地点で観測しており、多くの地点で減る傾向を示した。

 上空からちりなどとともに落下する降下物については、27日から測定が始まった福島市で28日までに、放射性ヨウ素131が1平方メートルあたり2万3千ベクレル、セシウム137は790ベクレルを記録した。しかし、28日午前9時〜29日午前9時までの間には、ヨウ素は81ベクレルに低減、セシウムは検出されなくなった。

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