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甘いものでほっとして 被災地に焼き菓子177箱送る

2011年3月29日7時56分

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写真:被災者らに食べてもらおうと、クッキーがぎっしりと詰め込まれた箱=CUADRO提供拡大被災者らに食べてもらおうと、クッキーがぎっしりと詰め込まれた箱=CUADRO提供

写真:焼き菓子を入れた箱には、菓子店が手書きの応援メッセージを書き込んだ=CUADRO提供拡大焼き菓子を入れた箱には、菓子店が手書きの応援メッセージを書き込んだ=CUADRO提供

 東日本大震災の被災者らに「甘いものでほっとして欲しい」と、神戸や大阪、京都、北海道などの菓子店16店が28日、クッキーやマドレーヌなど日持ちする焼き菓子計177箱を宮城県石巻市に送った。菓子は兵庫県に託し、支援物資とともにトラックで被災地に向かったという。

 呼びかけたのは、関西の菓子店や催しを紹介するホームページ「関西スイーツ」を運営する「CUADRO(クアドロ)」の三坂美代子さん。震災直後、複数の菓子店から「お菓子を送りたい」という声が相次ぎ、まとめ役を引き受けた。焼き菓子は総額約180万円になるといい、1店で75箱を用意した菓子店もあったという。

 三坂さんは「阪神大震災では、震災後に初めて甘いお菓子を口にした被災者から『ほっとした』という声を聞いた。甘いものには心も体も安らげる力がある」という。

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