現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事

世界から応援メッセージ続々 米の日本人留学生がサイト

2011年3月26日23時12分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 【ニューヨーク=田中光】世界の人々が東日本大震災の被災者を励ます言葉が、インターネットのサイト「世界から日本へ1000のメッセージ」に続々と集まっている。ニューヨーク・コロンビア大学の日本人留学生たちが「被災者のみなさんに、国境を超えてつながっていることを知ってほしい」と立ち上げた。

 「世界のあらゆる街角から支援や援助の声があがっているのを知ってもらうことが、この惨事を乗り越えるみなさんの慰めに少しでもなるよう、願ってやみません」(米ニューヨーク州)「日本は見向きもされなくなったというような報道が目立ちますが、地震・津波は世界中で報道され、みな心配し応援しています」(オーストラリア・メルボルン)。約50カ国から寄せられたメッセージは、1週間後には800件を超えた。

 企画した一人、鈴木大裕(だいゆう)さん(37)は、「こんなに集まるとは思っていなかった」。最初は個人的な友人たちから送られてきたメールをまとめる形でサイトを始めると、瞬く間に反応が広がったという。英語などで寄せられたメッセージは、50人を超える有志が日本語に翻訳している。

 被災地からも感謝のメールが届いている。原発事故の行方が心配だという福島県に住む女性が「勇気をいただいて、涙が止まりません」「小さな子どもを抱え、不安ばかりです。でも、頑張ります」と書いた。

 サイトのアドレスはhttp://jequake1000msgs.net

検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧