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長友から励ましの電話 避難所の子たちに「頑張ろう」

2011年3月24日20時14分

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写真:長友佑都選手の励ましの電話を受ける子どもたち=23日午後5時36分、栃木県鹿沼市拡大長友佑都選手の励ましの電話を受ける子どもたち=23日午後5時36分、栃木県鹿沼市

写真:長友佑都選手の励ましの電話に集まる子どもたち=23日午後5時33分、栃木県鹿沼市拡大長友佑都選手の励ましの電話に集まる子どもたち=23日午後5時33分、栃木県鹿沼市

写真:長友佑都選手拡大長友佑都選手

 震災で栃木県鹿沼市の鹿沼総合体育館に集団避難している福島県の子どもたちに23日夕方、サッカー日本代表でインテル・ミラノの長友佑都選手から励ましの電話がかかってきた。

 「長友選手から電話です。話したい中学生、小学生は2階にお集まり下さい」。アナウンスが入ると、「サプライズ」に子どもたちは歓声を上げて続々と集まった。南相馬市の渡辺晴南(はるな)さん(13)が「ここはいい施設でとてもうれしいですが、離れているひいばあちゃんたちが心配です」と話しかけると、長友選手は「はるなちゃん、力を合わせて頑張ろう。俺もできることはやるから」と語りかけてくれたという。渡辺さんは「すごく元気出ました」と満面の笑み。

 長友選手は現在、国内合宿に備えて大阪に滞在中。「自分にできることはないだろうか」と栃木県在住の知人に相談したところ、同体育館が集団避難先になっていることを知らされて電話をかけた。今後も随時、各地の避難所に励ましの電話を入れるつもりだという。(川口敦子)

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