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防護服の消防隊員、警報音響く中の放水活動 映像を公開

2011年3月23日22時22分

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【動画】福島第一原発での東京消防庁の放水活動

写真:18日、福島第一原発での放水活動を前に打ち合わせをする東京消防庁の隊員たち=東京消防庁提供拡大18日、福島第一原発での放水活動を前に打ち合わせをする東京消防庁の隊員たち=東京消防庁提供

写真:18日、福島第一原発での放水活動に向け、アームを伸ばした屈折放水塔車の周辺で準備を進める東京消防庁の隊員たち=東京消防庁提供拡大18日、福島第一原発での放水活動に向け、アームを伸ばした屈折放水塔車の周辺で準備を進める東京消防庁の隊員たち=東京消防庁提供

写真:19日、福島第一原発の使用済み燃料プールに向けて放水する東京消防庁の屈折放水塔車=東京消防庁提供拡大19日、福島第一原発の使用済み燃料プールに向けて放水する東京消防庁の屈折放水塔車=東京消防庁提供

 東京消防庁は23日、東京電力福島第一原子力発電所で行われた3号機への放水活動の様子を撮影したビデオ映像を報道機関に公開した。放射線を測定する隊員と手作業でホースを延ばす隊員が放射線量を確認し合う場面などが映っている。

 映像は約10分間。18日午後11時すぎ、防護服姿の隊員らが正門前に集まって打ち合わせをする場面から始まる。敷地内では隊員が「左に破壊された建屋があります」などと説明。ホースを延ばす作業では、「今、70ミリシーベルト」と線量を告げる声、「戻りますか?」との問いに「戻る! 線量一番高いところ」との声があがった。この間、放射線量が設定した基準を超えたことを示す警報音が鳴り響いている。19日午後に屈折放水塔車から放水する場面もあった。

 東京消防庁による放水は22日まで4回行われ、放水量は推定で約3792トン。

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