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中部電、東電に2万キロワット融通 水力発電所を改造

2011年3月23日12時7分

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 中部電力は、泰阜(やすおか)水力発電所(長野県泰阜村)の設備を改造し、22日から東京電力向けに2万キロワットを送電しはじめたことを明らかにした。当面は試験的な送電だが、4月中旬からは、融通能力を最大で5万2500キロワットに引き上げる方針だ。

 東日本大震災で、供給能力不足に陥った東電を支援するための対応策の一つ。電気の周波数は東日本が50ヘルツで、中部電管内は60ヘルツ。周波数変換装置を通すことなく、泰阜水力の発電設備や送電線の運用を切り替え、50ヘルツの電気を東電側に送ることが可能となった。

 東西の電気の周波数の違いから、西日本側から東日本側への融通能力は通常、100万キロワットに限られている。

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