2011年3月21日15時51分
日本マクドナルドは21日、東日本大震災の影響で休業した宮城県内の全52店のうち、仙台大野田店(仙台市太白区)の営業を再開したと発表した。被害が比較的小さかったため、先行して店を開けることにした。ただ、店内での飲食はできず、持ち帰りのみ。ドライブスルーも休止する。営業時間は午前10時〜午後3時で、メニューもハンバーガーなど一部だけの販売となる。
マクドナルドは震災後、東北地方を中心に一時は250店以上が休業を余儀なくされていた。そのうち約90店は、停電の解消などで営業再開にこぎつけたが、宮城県内の店は復旧が遅れていた。
一方、節電に協力するため関東地方などの店でやめていた24時間営業は、22日から一部の店で復活させる。いまは深夜の利用客がとくに多い20店に限って24時間営業を続けているが、計205店まで広げる。24時間営業をしない店の営業時間も、午後9時までとしていたのを、22日から原則として午後11時までにのばす。