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日本代表、慈善試合は対Jリーグ選抜 NZ代表は辞退

2011年3月17日20時24分

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 日本サッカー協会は17日、東日本大震災の復興支援のために29日夜に行う慈善試合(大阪・長居)で、日本代表がJリーグ選抜(仮称)と対戦すると発表した。対戦相手はニュージーランド(NZ)代表と交渉していたが、放射能漏れによる健康面の不安や日本の震災発生から間もないことを理由に辞退された。

 試合の収益と会場内で呼びかける募金は義援金として被災地に送る。

 日本協会は同じ地震被災国としてNZと慈善試合を行う構想だった。国際Aマッチでなくなったことで選手の招集を断る欧州クラブもありそうだが、日本協会は趣旨を説明して協力を求め、ベストメンバーによる日本代表を編成する方針。一時帰国しているザッケローニ監督には連絡済みで、再来日して指揮を執る。

 Jリーグ選抜について大東和美チェアマンは「いいチームを編成したい。クラブ、選手の意思を尊重する」と話した。選考方法、監督は未定。

 代表同士の試合でなくなり、慈善という趣旨ははっきりした。元日本代表のGK楢崎(名古屋)は「NZと試合をするなら、どうしても代表強化が目的になり、時期的に今やることには違和感がある。被災地支援を前面に出した慈善試合ならば協力したい」と話した。

 NZ協会は17歳以下代表も福岡での国際大会への参加を急きょ取りやめたことを明らかにした。

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