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枝野長官、公邸で8時間休息 妻子のもとへは…予定なし

2011年3月16日17時3分

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 枝野幸男官房長官が15日夜、東日本大震災の発生以来ずっと詰めていた首相官邸を離れ、徒歩1分の官房長官公邸で約8時間休息した。ただ、妻子の待つ東京・赤坂の議員宿舎に帰る予定は今のところない。

 枝野氏は震災後、早朝から深夜まで各省庁間の調整や記者会見に追われ、官邸内の危機管理センターと執務室を往復する毎日だった。

 疲れた表情のみられる会見の様子などから、インターネット上では「枝野さん休んで」などの声が相次ぎ、周囲からも「休まないと適切な判断ができなくなる」と助言された。朝日新聞官邸クラブのツイッター(@asahi_kantei)で休息を伝えると、読者からは「お疲れ様」などの声が寄せられた。

 休息を終えた枝野氏は16日の記者会見で「被災地の皆さんは厳しい中で苦労している。後ろ髪を引かれる思いだった」と語った。記者団から「きちんと寝ているのか」と問われると、「私の職責上の判断に悪影響を及ぼさないよう努力している」と答えた。

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