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M8.8から9.0に変更 東日本大震災、気象庁

2011年3月13日13時30分

 気象庁は13日、東日本大震災の地震の規模を示すマグニチュード(M)を8.8から9.0に変更したことを明らかにした。

 マグニチュードが0.2大きくなると地震のエネルギーは2倍になる。今回の地震のエネルギーは、関東大震災の約45倍、阪神大震災の約1450倍になる。

 マグニチュード9.0は、1900年以降に起きた地震では、1960年のチリ地震(M9.5)、64年のアラスカ地震(M9.2)、2004年のスマトラ沖地震(M9.1)に次ぎ、1952年のカムチャツカ地震(M9.0)と並ぶ。

 気象庁は、今回の地震の規模が大きいことから、通常使っている気象庁マグニチュードではなく、米地質調査所など世界で使われているモーメントマグニチュードで計算している。阪神大震災は気象庁マグニチュードが7.3、モーメントマグニチュードは6.9になる。

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