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福島第一原発爆発 保安院「情報収集進め判断」

2011年3月12日18時29分

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写真拡大福島第一原発での爆発についての会見に臨む経産省原子力安全・保安院の中村幸一郎審議官=12日夕、東京・霞が関、越田省吾撮影

写真拡大福島第一原子力発電所1号機(左)から4号機=12日午前9時28分、福島県大熊町、朝日新聞社ヘリから、山本裕之撮影

 原子力安全・保安院は12日午後6時、東京電力福島第一原発1号機で起きた爆発について記者会見した。原子炉そのものに重大な損害がある可能性については「予断をもたず、放射線量、建造物の状況などの客観的な事実を一つ一つ集めて判断したい」と述べた。

 保安院によると、同日午後3時36分、1号機の原子炉とタービンの建物の周辺で縦揺れと爆発音がし、白煙が上がった。けが人が4人いると東京電力から報告を受けた。周辺の放射性物質の量については「これから確認する」と述べた。

 テレビ映像で1号機周辺の建物の外壁が落ちているような状況になっていることについては、「映像を見る形以外の情報を得られていない。放射性物質を閉じこめるときにどうすればよいかをよく調べて、情報を入手して判断する必要がある」とした。

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