道路の寸断などで、物流網にも大きな影響が出ている。
日本郵政グループの郵便事業会社(JP日本郵便)によると、東北地方や北関東地方を中心に郵便や宅配便に、大幅な遅れが出ている模様だ。詳しい状況は調査中という。
また、集配拠点である千葉西ターミナル支店(千葉県習志野市)が液状化現象で浸水しているという情報もある。
宅配便最大手のヤマト運輸は、宮城県など東北6県、北海道からの集荷や、これらのエリアへの配達を当面中止することを決めた。また、関東など1都7県で、高速道路の混乱などを考慮し、クール便など一部の宅配便の集荷、配達を当面中止する。復旧時期についてヤマトは「道路や配送拠点の状況を把握して検討する」としている。