福島県内、死者行方不明１７人　午後５時現在

　福島県災害対策本部は午後５時現在の情報で、県内で２１７棟が全壊した、と発表した。死者行方不明者は計１７人という。

　全壊家屋は、新地町（おおたはま地区）で１５０棟、楢葉町で５０棟、大熊町で１５棟、会津若松市、双葉町で各１棟。楢葉町では家屋が津波で流されているという。

　死者は南相馬市で５人、須賀川市で１人。行方不明者は白河市で９人、大熊町で２人。

　この他、国道１１５号土湯峠でのり面が崩れている。県道は多数で通行止めになっている。

　同県内で震度６強を記録したのは白河市、須賀川市、二本松市、富岡町、大熊町、浪江町、鏡石町、楢葉町、双葉町、新地町。